LastModified:2007/08/31-16:11:08
100万ヒット
我がページも気づかないうちに100万ヒットを越えていました。
1997年から5年間の通算とはいえ、非常に感慨深いものであるには違いありません。
訪問者の方々に感謝の意を表して、なにかCGでも描きたいと思っております・・。ええ、
最近絵の方の更新がイマイチですし(^^;;;
オンラインゲーム
最近web masterはちょっとオンラインゲームにハマってたりします、
その名はラグナロク オンライン
韓国のオンラインゲームの一つなのですが、このキャラが実に可愛く、萌えのキモを抑えた
つくりになっております。それもそのはず、このゲームを作成しているGravity社は日本の
萌えアニメ&ゲーム大好き人間が製作者に多数含まれているとのこと。
まぁ萌え要素を除外しても、このゲーム、自然美の再現性に非常に重点を置いて作られてい
まして、洞窟の中、小高い丘、海岸等が見れば見るほど限られたポリゴン数で効果的に、美しく、
再現されています。この辺、ポリゴン職人とドット絵職人の芸を久々に見せ付けられた気がします。
対する日本の3D系ゲームは、逆に米国寄りの比較的濃い世界観とキャラになっているのが印象的。
せっかく萌え文化発祥の地である利点をほとんど生かせていない様子で、ゲーム業界自体には萌え人
は多いだろうに、恐らくはゲーム企画者に洋ゲーファンが多いせいなのでしょうか・・
国産オンラインゲームで代表的なところでは、
SEGAのファンタシースターオンライン"PSO"(PC版もありますが)
ENIXのクロスゲート
といったところがあります。
PSOのキャラはSEGAらしく西欧人にも受ける日本と西洋の中間を行くキャラですし、
クロスゲートは、ワンダープロジェクトJ系の絵で、どちらも萌え要素はエッセンス
程度にしか入っておらず、前面に押し出すのは及び腰といった印象です。
また、韓国のオンラインゲームは基本プログラムダウンロードは無料、
キャラのレベルが一定以上になってから課金、というシステムが主流なのに対して、
日本のオンラインゲームは基本プログラムからいきなりお金を取り、さらに月決めで大体1000円
前後と、試しにやってみる余地が全く無いのが対象的です。
これでは、オンラインという強みを全然生かせていない上に、ユーザー数こそが世界の厚みを決める
ネットRPGをあまり理解できていないのかなぁ・・と思わずにはいられません。
やはり日本は相変わらず箱物(パッケージ)を売ってこそ商売という感覚が未だに抜け切れていないのでしょうか・・
日本がゲーム大国などと良く新聞や雑誌で言っていますが、そんな戯言を言っている間にオンラインゲームの世界では
アッサリ韓国にその座を奪われつつあるようです。
とくに国の方針として韓国はゲーム等ソフトウェア産業に力を入れているらしく、
たしか、彼の国には徴兵義務が今でもあるのですが、国の指定した産業に携わる企業に就職している
者にはこの義務も免除される等、優遇措置がとられているようです。
対する日本は、相変わらずのゼネコン優遇体質。世界を代表するゲームだって、国の功績なんか
全くありません。日本がコンピュータ系でやった事業といえば、あの悪名高いシグマプロジェクトだの、
第五世代コンピュータだの、脳型コンピュータ、そして極めつけはインパクでしょうか。
(全部自画自賛に終わっているところが特徴)
実質的な成果を上げているゲーム関係に何か措置をしたということは一切ありません。
そういうわけで、日本は今後も多分、箱物を作る、箱屋で渡っていくことになると思いますが、
付加価値をつけ難いこうした箱物でどこまで産業を引っ張っていけるでしょか・・
そういえば、
つい最近、韓国と日本の合同スタッフで作った
こんなオンラインゲーム が発表されて
います。ラグナロク対抗馬という位置づけですが・・・どうでしょう?
個人的にはキャラまで3Dにするならデュープリズムみた
いな
造形の方が萌えるというか・・好きなんですが。
さて、ラグナロクオンライン(RO)等の韓国オンラインゲームの中で、ネクソンという会社の出している
「闇の伝説」というゲームがあります。
このネクソンという会社、いちおうネクソンジャパンという日本支部がある会社で、「闇の伝説」以外にも
「風の王国」や「エランシア」というオンラインRPGを出している会社です。
闇の伝説、通称「闇伝」、ラグナをプレイした後だと非常に画面も古臭く、キャラは微妙に野暮ったいイメージ
ですし、音楽も耳につく系、ラグナのような警戒さは全くありません。
この闇伝、他の魅力的なオンラインゲームが群雄割拠し、さらに闇伝の続編、「アスガルド」が発表された今となっては
なんだか非常に斜陽な雰囲気でして、そのせいか、妙に終末の見えた世界観をかもし出し、オンラインゲームの
「横浜買出し紀行」的雰囲気となっており、まして。
そのせいか、プレイヤー達が傑作廃人揃いでして、プレイヤー自体が良い味を出しています。
※「横浜買出し紀行」(まったりと終末をむかえつつある世界で、まったりとした日常を描いた漫画)
この闇伝のネクソンジャパンが、"まーったくやる気無し"なのは「闇伝」プレイヤーの間で非常に良く知られた話で、
テスト期間中からあるバグが放置状態だったり、クエストクリア時にもらえるアイテムが「消せない」「捨てられない」「預けられな
い」
呪いのアイテムと化していたり、イベントを追加したり、システム改変をするたびに不具合を起こしたり、
ページで宣伝文句にも書いてあるギルド城争奪戦が延々延期になってたりと、管理者にゲームに対する熱意とか
愛が全く感じられない素敵状態と化しています。
闇伝トップページを見に行くとこんな宣伝文句が書いてあります。
>プレイヤーは『闇の伝説』世界の住人となり、他のプレイヤーたちとの、
>やたら人間臭い人生を楽しむことができます。
これに対する闇伝プレイヤー達の反応
「これはネ糞ンのオレらに対する皮肉でしょうか?」
「やたら人間臭いのは、オレらのせいで、ネ糞ンの功績じゃねぇ!」
そんな闇伝のNPCの鍛冶屋さんに質問をしてみますと(闇伝ではNPCに話しかけると、あるキーワードで返事をしてくれる)
「ネクソンやるきある?」
「それはありません」
そんな闇伝も最近ギルド城がやっと(正式リリースから1年経過)実装されてきたので、たまに争奪戦が繰り広げられてます。
この争奪戦こそ、プレイヤーのキャラクターの操作術と日頃の鍛錬がモノを言う世界。
また闇伝はラグナと違いグループ内での各プレイヤーの役割分担が非常に明確ですので、ギルド城戦のような
プレイヤーvsプレイヤーの戦いになると、前衛と後衛、特殊部隊と本物の軍隊よろしく、しっかり布陣が敷かれ、
互いの軍が激突します。
もっとも、争奪戦は結局、人海戦術になりがち(とにかく前線を突破される前に敵前線を後衛魔法使いがどれだけ殲滅できるか
に勝負がかかっている)なので、レベルは低くても最前線の盾が欲しい今日このごろのギルドメンバー、メンバー勧誘に血眼になって
います。
「やぁ、君いい体格をしているね、どうかねギルドに入らないかい?」
上級プレイヤー(大抵レベル99)がサポートするので、初心者のレベルが、あがるあがる・・・。
最近は、初心者コースに行くと、いきなりギルドメンバーの
セカンド平民キャラが待ち構えてまして。
「ギルドなら剣新組へようこそ!」
初心者コースから将来入るギルドが決定されている方もいるとか・・。(バブル期の日本企業の新入社員みたいだな)
オンラインRPG広しと言えど、これほどチュートリアルがしっかりしたRPGは闇伝だけでしょう。なにしろ
マン・ツー・マンで教えるのですから・・。もっともそれは、ネクソンの功績ではありませんが・・・
地下室の鍵発行:
エラーで戻ってきた鍵 sagafuro.007@*okomo.ne.jp