LastModified:2007/08/31-16:11:08
旧マシンがオンボードのUSBやら音源やらネットカードやらがボロボロ壊れだし
たんで、新しいマシンを組みました→
今回は、Athron64X2(Dualcore)2GHz
電源とか温度に応じて温度が止まるやつにしたり、
熱感応タイプのファンコントローラーをつけたりして、省電力、静音化重視です。
おかげでほとんど作動音がしません。CPUファンの音が少ししますが、
これも大口径のファンに換装すればほとんど無音といっても良い感じに
なりますね。
最初XP64を入れようかと思ったんだけど、ドライバが無いのと(Qcamのだけど)、
なんだかwindowsファイル共有が旧XPとの間でも、linuxの間でもトラブるので、
残念ならがまだXP32・・・せっかくメモリ4G乗せたのに1G無駄(; ;)。
(XP32は物理メモリを3Gまでしか認識しません(Xeonだと謎なことに3.5Gまで認
識しますが・・))⇒詳しくは【OSのメモリのお話】
CPUがAMDなんで、Cool'nQuiet(AMDの省電力/消音化技術)が使えますが、電源管理を[最小の電源管理]か[バッテリの最大利用]にしないとこの機能はONになりません。
表示を見てるとよっぽどのことがない限りCPU周波数が1Gに落ちてますし、かなり節電に
なるように思えますし、実際ファンもあまり回ってない模様。
【OSのメモリのお話】
しかし、この話をwebで検索すると32bitのメモリ上限4Gまでと、
windowsがOS空間として2Gを取るのでアプリが使える上限が2Gまでという点が
ごっちゃまぜになって議論されているのはいかがなものか…
結論から言えば32bitOSでも物理メモリを4G丸々認識することはでます。Linuxと
か4Gまで見えますからね・・・。
んで、32bitOSだと1アプリケーションの使える仮想メモリの上限は4Gなんです
が、これは仮想メモリの話で、本体にたとえ500Mしかつんで無くても、4G使えま
す。じゃ、残りの3.5Gはどこにあるかというと、ハードディスクの中なわけで、
つまり物理的に足りないメモリをHDに逃がしてるわけですなぁ(スワップアウト
という)
んで、じゃ、アプリケーションは仮想的にとはいえ4Gのメモリを使えるか?とい
うとそうは問屋がおろさんわけで、仮想空間のうち2Gはwindowsに食われてしま
いますので、実質上1アプリケーションが使えるメモリは2Gまでです。
windowsのinittabの/3GオプションはこのOS空間を1Gまでに減らし、
アプリが使える上限を3Gにするというもの。その代わりOSが使えるメモリが
1Gになっちゃうので、起動が超遅くなりますが・・・・
LinuxはOSが仮想空間に取るメモリ量が1Gなんで、アプリは3Gまで使えます。
(カーネル2.6の2.6.9くらいまでついて来た4Gパッチを使うと、4Gまで使えたり
します(その代わりOSとアプリをページ切り替えしながら動かすので、ある条件
では動作速度が落ちますが・・・))
XP64とかにすれば、こーゆー問題を回避できるのがいいわけです。
(物理的に4Gまで認識しないのは別問題といっていい)
もっともXP64使ってみた感想としては、まだまだこなれてない。って感じです